るびりんブログ

鼻に風の当たる場所でなければ、頭がぼんやりしてしまって考えることができない。

ホロコースト、ノーベル賞、世界遺産、キリスト、仏陀、ユニセフ、赤十字…

私たちを陥れようとして用意された言葉たちである。


厳しくとも
自由な
動物としての暮らしから
私たちを引きはがす言葉たちである。


私たちが理想を求めるとき、
私たちを引きつける甘い言葉には、
「こんなはずではなかった」という結果が結び付けられている。


人間らしく生きたいと願って
人間らしい生き方を目指して
努力を積み重ねることで
人は動物のように生きることもできない
ただの機能、ただの機械として
生きるだけの存在になる。


助け合い
工夫を重ねてできあがった社会で、
人は法律に縛られ
金に縛られ
技術に縛られて生きる。


少しでも良い待遇をえようと
学歴を資格を求め
金を求め、
経済力と武力がなければ滅びると脅されて、
無駄に環境破壊を加速させる。


目覚めて見れば、
動物たちと私たちとにある違いは、
すべて私たちの愚かさを語っている。


それが、言葉の力であり、
夢を見ることの力であり、
工夫を重ねることの力である。


人が汚す前の風と水を取り戻すには、
人になる前の生き方を
取り戻すしかないのだ。