2016年7月のブログ記事
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あなたの善意を無駄にしないためには賢くならなくてはいけない。 自己満足に終わらせないためには賢くならなくてはいけない。 なぜ、義捐金を送って減税を受けることができるのは、 送り先が赤十字など特定の団体を通す場合に限られるのか。 なぜ、国際化は歓迎されて、 自主独立、地方や民族の経済的・政治的自立は... 続きをみる
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人は 小規模な群れを作り、 定住せず、 乱交であり、 裸体を恥じず、 耕さず、 動物を飼わず、 穀物を食べず、 子どもをしからず 平均寿命は短く 生殖能力を高齢まで維持し その日暮らしであり 老いれば死を受け入れる。 ヒトにとって幸福かどうかを決めるのは 客観的な事実ではなく 主観であり、 自己暗... 続きをみる
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『墓標は語る』を読み直してみた。アメリカは、その歴史のうち93% - 1776年以来の、239年中、222年間が戦争であるとは聞いていたが、明治維新後の日本も似たようなものであった。 明治六年*に徴兵制が開始され、士族の内乱や、義和団の乱への派兵、台湾統征など、日清・日露の両戦争の最中以外にも、徴... 続きをみる
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名著紹介『身体の人類学』:利己主義者である私たちが生き残る道 書評『身体の人類学 カラハリ狩猟採集民グウィの日常行動』 死ねば砂に帰るだけだと言い 愛人を持つことを認め 他人の子と知りながら育て プライバシーはありながらも 「秘密を持つことが社会を滅ぼす」 と達観している。 それを実現できるのは理... 続きをみる
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「アメリカ合州国」で2007年の暮れに、 「ラコタ共和国」が分離・独立し、新国家として新年を迎え、世界に承認を求めました。 1868年、ララミー砦で、アメリカ政府はスー族国家連合に対して、一帯を「スー族固有の土地」として保有を条約で確約しました。この条約はしかし、150年経た今でも履行されていませ... 続きをみる
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名著紹介『猫になった山猫』―猫について語るなら読んでおきたい名著 書評『猫になった山猫』 動物たちの生態は環境に応じて大きく変化するようです。 ライオンは、オスとメスが別々に暮らしていましたが、15年程前から産業の発展や人口増加に伴って生活環境が悪化したため、メスと子どもによる群れにオスが接近する... 続きをみる
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明日のことを思いわずらうな。空の鳥を見よ。彼らは種を蒔くことも刈り入れることも、納屋に貯めることもしないのに、神はよくしてくださるのだから。あなた方によくしてくださらないはずがあろうか? 『イシュマエル』220ページ 私たちが農耕を開始すれば、明日のことを思いわずらわなければならない日々が訪れる。... 続きをみる
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ベーシック・インカム(べーしっく・いんかむ)とは - コトバンク 就労や資産の有無にかかわらず、すべての個人に対して生活に最低限必要な所得を無条件に給付するという社会政策の構想。 一方その頃 名著紹介『虫はごちそう』:「ダシ」を味わう繊細さ 書評『虫はごちそう』 アフリカは、訪れる前までとても遠い... 続きをみる
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名著紹介『幸せな旅立ちを約束します 看取り士』人生を幸せに締めくくるために 書評『幸せな旅立ちを約束します 看取り士』 資格をとること。 生活費を稼ぐこと。 海外旅行やスポーツ観戦を楽しむこと。 ビッグプロジェクトに携わること。 親孝行をすること。 子どもをしっかり育てること。 そんなことは重要で... 続きをみる
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名著紹介『人類史のなかの定住革命』 書評『人類史のなかの定住革命』 秘境を訪ねる探検隊は、文明と接触したことのない種族の「村」を見つける。 ありがちなストーリーである。 私たちは、人は村を作って暮らす生き物であると思い込んでいる。ところが、人に近い生き物であるゴリラ、チンパンジー、オランウータンの... 続きをみる
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名著紹介『豚と精霊 ライフサイクルの人類学』 書評『豚と精霊 ライフサイクルの人類学』 「子供にとって決定的に重要な最初の三年のあいだ、ムブティの母親はいつも子供と緊密な接触をたもちながら、ふたりでひとつの存在であるかのようにすべてをわかちあっている。子供にとってはこの経験が本当に大切である。母親... 続きをみる
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名著紹介『インディアンは手で話す』 書評:『インディアンは手で話す』 インディアン関連の本ということで手にとったのですが、手話と言葉について独特な視点から語られている貴重な一冊でした。
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『自己暗示』 物質文明の限界を超えるための鍵となる生物の能力 書評 『自己暗示』 生物全般が持つ、健康で意欲的な状態こそが通常の状態であると感じる気持ち そして、物質的な制限を越えて、豊かさや幸福感をもたらせてくれ、限界の中で生きることを可能にするかもしれない、生命の備えた能力ととらえることもでき... 続きをみる