るびりんブログ

鼻に風の当たる場所でなければ、頭がぼんやりしてしまって考えることができない。

雨の中、ラブラブなゴリラ・シャバーニ&アイ

雨の中、ラブラブなゴリラ・シャバーニ&アイ(東山動植物園)Goriiia Love each other in the rain



恋人同士のようにふざけあい、わらうゴリラの姿。
やっぱりゴリラはヒトに近い動物なんだ。



というわけでもなく、恋人同士のように振る舞うのは、
ネコでもそうなのだ。


うちのネコたちは、恋をしている。
年頃の若オスと、
避妊手術を終えた若メスが
しょっちゅうくっつき合っている。


オスがメスの顔をやさしくマッサージするように
あま噛みする様子は、
母猫が子猫をあま噛みする様子と同じだ。
オス猫にもこんな優しさがあるのだと
驚かされる。


オス猫とメス猫は、お互いに、
鳩が鳴くようなクルクルという声を出し合い、
気持ちを確かめあっているように見える。


ネコの恋といえば、
発情期のうるさい鳴き声を思い出すが、
日頃の様子はそんな激しい恋ではない。


体の大きくがっしりとしたオスネコが、
体の小さく柔らかなメスネコに夢中になって
優しく接していたかと思うと
急に交尾を迫って嫌がられ、
顔や耳にかみつかれている。


それでも、また仲良く顔を寄せ合って眠っている。


こんな様子は、人の思春期や恋を思わせる。





こうして動物たちにも異性を慕う恋心があることを知ると、
人の恋もまた動物としての一面であることがわかる。




私から見ると、
恋心は人の精神の崇高さや純粋さを示すものではなく、
動物としての心の正常性を示すものである。



人と動物の心は、概ね同じなのだ。
そのことが決定的に重要なのだ。


今の私はそう思っている。