るびりんブログ

鼻に風の当たる場所でなければ、頭がぼんやりしてしまって考えることができない。

脱洗脳

小石を積むように1冊ずつ選びながら読んだ本たち


覚醒する心体
ピダハン
子どもの文化人類学
逝きし世の面影
食べられるシマウマの正義 食べるライオンの正義
森の猟人ピグミー
偽情報退散! マスコミとお金は人の幸せをこうして食べている
水木サンと妖怪たち: 見えないけれど、そこにいる
アボリジナル
脳の神話が崩れるとき
超心理学―封印された超常現象の科学
幸せな旅立ちを約束します 看取り士
虫はごちそう! (自然と生きる)
家畜になった日本人――ネパールに学ぶ健康な生活
治療という幻想―障害の医療からみえること
山暮らし始末記
インディアンは手で話す
人類史のなかの定住革命(講談社学術文庫)
はだかの起原―不適者は生きのびる
人間が好き―アマゾン先住民からの伝言
性風土記
世界システム論講義: ヨーロッパと近代世界
血液の闇 ― 輸血は受けてはいけない
ユダヤに伝わる健康長寿のすごい知恵
猫になった山猫…


アフリカは貧しく歴史のない大陸ではなくなり、
新しい人類を何度も産んだ豊かな大地になった。
国を作る歴史が大切なのではなく
ただ生きて死ぬことが本当なのだと知った。
先進国は優れた地域ではなくなり、
発展途上国は劣った地域ではなくなった。
生物としての当然の欲求を否定する先進国に安らぎはなく、
生物として生きることを優先してきた発展途上国に安らぎがあった。
人と動物の間の差はどんどん小さくなり、
人を人たらしめている言語能力は、人の最大の負債であると思えてきた。
言葉によって秩序を維持することを目指すよりも、
実力行使によって秩序を維持できる状態を目指すほうがまともなのだと知った。


小石を積み上げるように本を読み、
自分の体を使って確認し、
動物たちの姿や
目の前の現実をしっかりと見る。


小石を積み上げたとき
視界が開ける。