るびりんブログ

鼻に風の当たる場所でなければ、頭がぼんやりしてしまって考えることができない。

空間に描く言葉「手話」

名著紹介『インディアンは手で話す』

書評:『インディアンは手で話す


インディアン関連の本ということで手にとったのですが、手話と言葉について独特な視点から語られている貴重な一冊でした。



自然界を見て

命のあるうちに遊ぼう

命のあるうちに子をもうけよう


若い時代を楽しもう

命を謳歌しよう


運命には抗わず

理想を掲げず

ただ生きていこう


病や死を恐れて

保険や備えばかりに生きていては

生きている意味自体がなくなってしまう。



人は、理想を求めて

自ら進んで地獄を生み出す

唯一の生き物である。











ライオンは狭い縄張りしかもたないが

ヒトは世界中を支配しようとする



高齢化社会はただの悪夢でしかなく


ヒトが自然破壊を止めるには

ヒトの命よりも自然を大切にするしかないという

当たり前のことさえ見抜けないほど

ヒトはおろかになった。



スイカ

スイカの原産地であるアフリカのカラハリ砂漠には、野生のスイカがあります。糖度の低いこのスイカは食べ物としてよりも水として利用されています。


この地に住むブッシュマン(コイサンマン、サン、グウィなど多様な呼び名を持つ)は、ボツワナ共和国の定住化政策によって井戸のある町への定住を促されていますが、定住後に井戸もなくライオンもうろつく故郷に戻る人々がいます。


彼らにとってスイカとは何なのでしょうか。


書評『人間にとってスイカとは何か カラハリ狩猟民と考える』


自然環境の重要性や、人間にとって本当に必要なもの、人間の幸福とは何かについておそらく正解を伝えてくれている本の一冊であると思います。