るびりんブログ

鼻に風の当たる場所でなければ、頭がぼんやりしてしまって考えることができない。

5万年前

たくさんの変わった動物たちが住んでいた。


シベリアのマンモス
北米のマストドン
南米の巨大なナマケモノやアルマジロ
オーストラリアのディプロトドン

ヒトだって、そうだった。
ネアンデルタール人(主にヨーロッパ)
デニソワ人(ロシア・アルタイ地方)
ホモ・フローレスエンシス(インドネシアのフローレス島)


そうした生物たちは、
いつの間にか少しずつ姿を消していったのだろう。


普通に見かけていたのが、
めったに見なくなり、
痕跡も消えて、
いつの間にか地上から姿を消す。


(ゾウ、サイ、キリン、カバ、チンパンジー、ゴリラなどの大型の動物が生き残ったのは、こういった動物たちの生息域の関係や、豊かな生物相を背景に、狩りにくい獲物として生き残ることができたからだったのだろうか。)


まだ現生人類が地球全体で500万人に満たなかった頃でも
動物たちは人知れず滅んでいった。


時代が下るほどに豊かさは失われているようだ。