強すぎる光
言葉が作り上げた世界は
私たちを強すぎる光で照らす。
あるべき輝かしい姿をかかげて
本来見えていたはずの世界を隠してしまう。
光によって照らされた部分は白く照り、
黒い闇を作る。
淡泊に通り過ぎていくはずだった事柄が
澱として残り、悪意を産んでいく。
本来見えるはずの世界を見るには、
言葉によって生み出された虚構を
はぎとっていくことだ。
言葉のない動物たちの世界は
私たちの世界とはずいぶんちがっている。
動物たちの生き方が
私たちの手本になっていく。
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