るびりんブログ

鼻に風の当たる場所でなければ、頭がぼんやりしてしまって考えることができない。

ガンバレ

家族を持ち、子どもやローンを抱えたサラリーマンは、独身者よりも重宝される。
多少の無理を言っても、子どものため、家のためにと頑張るからである。
これが独身者だと、一人分くらいなんとか稼げると、会社を辞めていってしまう。


一人暮らしであれば、適度に力を抜き、
どんな身なりをしていようとかまわないと開き直ることもできる。
しかし、家族がいて、一家を構えているとそうも言えなくなってくる。


親がいなければ、自分が病気になっても諦めればすむことと考える。
ところが、親が生きているうちは、なんとか頑張って、
万一の時援助できるようにしておきたいと思ってしまう。


頑張ることで、環境破壊を進めてしまおうが、
格差を拡大しようが、
監視社会を強化しようが
頑張るしかないのだ。



逆から言えば、
私たちが、ゆとりや豊かさを求めるのであれば、
適度な制限が必要になる。
そして、その制限を設けるのは、
巨大な組織ではなく
私たち自身が作る小さな組織であるべき
なのである。