るびりんブログ

鼻に風の当たる場所でなければ、頭がぼんやりしてしまって考えることができない。

人の心を感じ取る

彼は、気持ちの良い青年だ。
広い肩幅。
均整のとれた体つき。


見ていても気持ちのよい食べっぷりで
さっさと食事を終える様子は、
やはり男だなと思わせる。


異性にも自然に接しながら
好意を寄せられている。


男性ホルモンがバランスよく分泌されたのだろうと
思わせる雰囲気を全体に漂わせて、
若い時代を謳歌している。


痛みに強く、主張すべきところは主張する。
実に頼りがいのある仲間である。


そんな彼の緑がかった神秘的な瞳を見ていると、
同性ながら引き込まれそうになる。
異性であれば、クラっと来るのも当然だ。


そんな深い人格を感じさせる彼は
しかし我が家の飼い猫である。
まだ2才にもなっていない。



そんなネコに対して、
引き込まれるような魅力を感じとり
信頼感を感じたことは私に
大きな発見を与えてくれた。


私たちは、人に対しても
同じように
自分の勝手な思い込みで相手の心を
判断しており、
事実とはかけ離れている場合が
非常に多いのだろうと
いうことを。